新車を買ったときはヘッドライトもピカピカですよね。
それが、5年、10年と経つと、ヘッドライトが黄ばんできてしまいますよね。
ヘッドライトが黄ばんでしまう原因は?
黄ばんでしまったヘッドライトは、新車みたいなピカピカなヘッドライトに直すことができるのでしょうか?
実体験をもとに、ご紹介します。
車のヘッドライトの黄ばみはなぜできる?
ヘッドライトの黄ばみの原因は、主に紫外線などが原因で、樹脂が劣化することによるものだと言われています。
もちろん、劣化以外にも、汚れの蓄積というのもあります。
ひと昔前まではガラス製のヘッドライトを使っていましたので、黄ばみが出ることなんてありませんでした。
フロントガラスが黄ばまない理由はそこにあります。
コスト削減や軽量化などの理由から、今はほぼすべて樹脂製のヘッドライトに変わっているのです。
黄ばみの原因は紫外線なので、黄ばみを防止したいのでしたら、車庫に車を入れるか、車をカバーで覆うぐらいしか方法はありません。
車のヘッドライトを磨くときは何で磨く?
ヘッドライトのこびり付いた汚れぐらいでしたら、スポンジでゴシゴシすれば取ることができます。
しかし、ヘッドライトの黄ばみとなると、スポンジぐらいでは、どうにもなりません。
黄ばみはヘッドライトの劣化(変色)になるので、黄ばんでいる部分を削り取るしかありません。
プロがするヘッドライトの黄ばみは、もちろん本格的なので、素人がやるのは大変です。
ちなみに、プロの磨き方はこちらです。
1.サンダーで黄ばみを削る
→最初は粗目のサンダーで削り、最後は細目で磨きます。
2.ポリッシャーで磨く
→サンダーの細目だけでは、十分表面がきれいにはならないので、ポリッシャーで磨きます。
削るというよりは、削ってざらざらになった表面を滑らかにするイメージです。
3.硬化剤を塗る
→業務用で使用している硬化剤をヘッドライトに塗ります。
ここまですれば完璧なんですが、さすがにここまでの工具もそろっていないですよね。
素人の磨き方としてはこんな方法があります。
1.耐水ペーパーで表面を削る
→耐水ペーパーなので、水にペーパー(サンドペーパー)を付けながら表面を削ります。
なるべくなら、粗目の#1000くらいから使い始め、#2000くらいで仕上げます。
2.コンパウンドで磨く
→こちらは細目の#3000くらいから使い始め、微粒子レベルの#10000くらいで仕上げます。
3.撥水コーティングを塗る
→市販で販売されている撥水コーティングを塗ります。
こんな感じでもOKです。
で、私はどうやったかと言いますと・・・。
1.コンパウンドで磨く
→格安ポリッシャーを買って、カー用品店で販売されているコンパウンド(1種類のみ)で磨きます。
2.撥水コーティングを塗る
→ワックスのスプレータイプを塗ります。
こんな簡単な作業ですが、結果はこちらです。
作業前
作業後
左が磨いた後、右が磨く前
完全に黄ばみが取れたわけではありません。
曇っていた感じと、ある程度の黄ばみが取れました。
やっぱりペーパーで削らないと、完全に黄ばみは取れないと実感。
完璧に黄ばみを取りたい人は、ペーパーを準備してからやりましょう。
車のヘッドライトのコーティングは必要?
やっぱり必要です。
今まであまりヘッドライトにコーティングを付けることを気にしていませんでした。
しかし、それが黄ばみや汚れの原因になってくるのです。
最近では、フロントガラス用&ライトなどの樹脂用の両方兼用の撥水タイプがカー用品店などで販売されています。
特に新車時や、洗車時にはしっかりと塗っておきたいところです。
ヘッドライトに1層加えることによって、紫外線対策や汚れの防止になります。
黄ばみを防止したいのでしたら、積極的にコーティングを付けるようにしましょう。
まとめ
車のヘッドライトの黄ばみは紫外線による原因が大きいです。
ボディはピカピカだけど、ヘッドライトが黄ばんでいると残念な感じになります。
せっかくなら全部ピカピカの方が良いですよね!
黄ばんでいる人は、ヘッドライトをしっかり磨いて、ピカピカのきれいなヘッドライトにしましょう。
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