多少肌がかさついても、あのべたつきだけは嫌だ…。
中年世代を過ぎても大のボディローション嫌いだった私に、初めて使うきっかけを与えてくれたのが、SABON(サボン)の 「ボディローション パチュリ・ラベンダー・バニラ」でした。
ポンプ付きのガラスボトルに入ったやや固めのテクチャーの乳液で、5年ほど前に友人から贈られて以来、1年じゅう使っています。
何より気に入っているのは、独特な香りです。
パチュリ・ラベンダー・バニラ…のネーミング通り、3種類が調香され、甘すぎずくどすぎない中にオリエンタル調の深いニュアンスを感じさせてくれます。
お風呂上りに使い、翌朝、目が覚めて、ベッドの中にこの香りがふんわり漂っていると、ほっとする癒し的な効果も…。
夫もこの香りが大好きだとか。
SABONはイスラエルのボディケア系ブランド。
歴史ある国ならではセンスが生み出したコスメなのでしょう。
ボディローションにつきもののべたつきも、まったくといってよいほどありません。さらりとなじみ、すり込んだそばから、テカることなく、肌のきめを整えてくれます。
私はハンドクリームとしても使うようになりました。
こんなエピソードもあります。
お正月の旅行に小分けして持っていくのを忘れたことがありました。
帰宅して1週間ぶりに使おうとポンプを押したのですが、中身が出てきません。
しばらく使わないと乳液が固まってポンプに詰まっていたようで、少し力を入れて押したら、大量のローションが勢いよく床に飛び散りました。
さすがに床に落ちたローションを使うわけにはいかないので、ティッシュペーパーで拭って捨てようとして驚きました。
フローリングがつやつやになり、あのいい香りがあたり一面に漂ったのです。
思わぬアロマ効果でしたが、この時以来、ごくたまにですが、床や柱など木の部分にこっそり塗って香りを楽しむことがあります。
少し前にリニューアルしましたが、私にとっては、末永くお付き合いしい大切なコスメの一つです。
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