エンジンオイルの交換ってなんか難しそうに思えますが、実際には簡単な作業なのです。
ディーラーなどで交換すると、意外に高い工賃が掛かったりします。
車好きならやっぱりエンジンオイルも自分で交換しなくちゃいけませんね!
プロに任せずに、自分でオイル交換をするのだったらどんな方法なら簡単にできるのでしょうか?
エンジンオイルの交換方法にはどんな種類が?
エンジンオイルの交換方法には、2種類あります。
①上抜き
②下抜き
この2つの種類です。
文字通り、上から抜くか、下から抜くかの違いです。
もちろん、この2つにはそれぞれ、メリットとデメリットが存在します。
そのメリットとデメリットをしっかりと把握し、自分はどの方法でオイル交換をするか検討しましょう。
エンジンオイルを上抜きするには?
エンジンオイルの上抜きとは、オイルレベルゲージが刺さっている穴からオイルを抜くことを言います。
これには、専用のオイルチェンジャーが必要になってきます。
ネットで検索すれば、いろんなオイルチェンジャーが出てきます。
手動で抜くものから、電動で抜くものまでいろいろな種類があります。
安いものであれば、2,000円からあります。
高いのですと、10,000円ぐらいです。
ちなみに、この上抜きという方法は、下抜きよりもたくさん抜けると言われています。
ディーラではほとんど下抜きでオイル交換をしていますが、カー用品店では、最近この上抜きを採用しているところが増えてきています。
リフトで車を持ち上げる必要もありませんし、ドレンボルトの閉め忘れ、ねじの摩耗などが少ないからです。
とくにアルミのオイルパンはドレンボルトを強く締めると、すぐにネジがダメになってしまいます。
トルク管理も大変なのです。
ただし、全ての車で上抜きができるかというと、そうではありません。
中には全く上から抜けない車種もあるので要注意です。
まずは、安いオイルチェンジャーを買って、試しにやってみるのもアリですね。
エンジンオイルを下抜きするには?
下抜きとは、車をリフトアップもしくはジャッキアップして、オイルパンのドレンボルトを緩めて、そこからオイルを抜く方法のことを言います。
上抜きとは違い、全ての車で下抜きができます。
ボルトを緩めて、オイルを抜いて、ボルトをまた締める。
それだけのことなので、さほど難しい技術は必要ありません。
ちょっと本格的にエンジンオイル交換をしてみたいという人は、こっちを試してみてはいかがでしょうか?
ただし、自分の家で下抜きをする場合は、ジャッキアップをする必要があります。
ジャッキアップは車載工具にもあるパンタジャッキでも良いですが、ジャッキアップするのが大変です。
油圧式ジャッキを使えば簡単にジャッキアップすることができます。
また、エンジン下にもぐる際は、ジャッキスタンドを必ず設置しましょう。
ジャッキだけでは危険です。
万が一、ジャッキが外れた場合、車の下敷きになるかもしれません。
必ずジャッキスタンドを用意し、設置してからエンジン下にもぐりましょう。
下抜きのデメリットとしては、閉め忘れやオイルドレンのパッキンの摩耗などがあります。
ドレンボルトを何度も取り外していると、パッキンが摩耗し、そこからオイル漏れを起こす可能性があります。
下抜きをする場合は、パッキンの摩耗も確認し、摩耗しているようでしたらパッキンの交換も必要です。
パッキンの交換はそんなに難しくないですし、カー用品店でもネットでも売っています。
また、車をジャッキアップした場合、必ずエンジンは斜めになってしまいます。
オイルドレンがどちらについているかにもよりますが、オイルが完全に抜けきらない場合もあります。
まとめ
上抜きと下抜きのどちらが、より多くのオイルが抜けるかは車によって変わります。
どうしても調べたい人は、実際にどちらがより多く抜けるのか試してみましょう。
また、念のため、車の説明書を読んで、オイル交換について調べておくことをおススメします。
この記事で紹介した以外にも便利道具はたくさんありますので、しっかりと調べておきましょう。
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